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取り付けが面倒なプロペラガード。それって本当に必要なのか?

取り付けが面倒なプロペラガード。飛行するときや片付けるときなど、いちいち取り外しするだけでも結構な手間ですよね。プロペラガードって本当に必要なのか、その存在を疑いたくもなります。

しかし、結論から言うと「プロペラガードは必要」です。万が一、人や物件に衝突した場合に、怪我や損傷(機体と物件)を減らす効果があるからです。機体が大きくなれば、プロペラ(ブレード)は大きいものになります。それが人やモノにあたればどうなるかは想像できると思います。

また、飛行申請の際には「実機にプロペラガードを装着した写真」が必要です。安全に飛行するのには、なくてはならないアクセサリーです。

今回はプロペラガードの種類や注意点などを紹介します。

目次

プロペラガードの種類

プロペラガードの種類って複数あります。

相互性のある公式のものから、機体全面を覆うもの、鳥籠のようなゲージ型になっているものなど様々です。中でも、ランディングギアを兼ね備えたプロペラガードは、機体が汚れずに済むので重宝しますよ。

ただ、機体によってはシンプルなものしかない場合もあります。

機体全面を覆うプロペラガード

サードパーティ社の「Cynova」が取り扱っている”Tello”のプロペラガードです。機体全面を覆う仕様になっているので、衝突時や落下時など保護してくれます。

小さい子どもや操縦に慣れてない初心者さんは、あらぬ方に進むことがあります。万が一でもダメージが減少するのでおすすめです。

ゲージ型のプロペラガード

こちらもサードパーティ社「PGYTECH」の取り扱っている“Tello”専用のプロペラガードです。

頑丈なナイロン素材でできており、弾力性に優れているため衝突時の衝撃を緩和してくれます。簡単に取り外しができるので、手間や時間がかからないことも優れている点です。

DJI公式プロペラガード

DJI公式のプロペラガードは、2枚のプロペラガードを「右半分、左半分」でガードする仕様になっています。

機種によってはコンボセットでも同梱していないものもあるので確認は必要です。

ランディングギア兼用のプロペラガード

サードパーティ社の「TSLYY」の取り扱っているAIRシリーズのプロペラガード。ランディングギアと兼用になっているのでドローンが地面と触れることがないが特徴です。

ただ、ランディングギアがあるので障害物との間をギリギリで飛行する際は引っかからないように注意が必要です。

番外編

Mavicシリーズのプロペラガード

Mavicシリーズには「RF.RR(RB).LF.LR」という刻印があります。

左から「右前方、右後方、左前方、左後方」の順です。正しい場所に取り付けないとハマらない仕様になっています。

刻印の正しい取り付け位置を確認したら「カッチ」と音がするので嵌め込めば装着完了です。ロック式なので多少ハマりにくいかもしれませんが、壊さないようにはめこんで下さい。

Sparkシリーズのプロペラガード

Sparkは、通常のプロペラガードとランディングギアを兼ね備えたプロペラガードの2種類あります。

後者はFlyMoreコンボを買わないと付属されません。このシリーズは刻印ではなく、白丸と無地で分けられているのでよく見て間違えないように取り付けてください。私は何度か間違えて取り付けて何度もやり直した苦い経験があります。

Sparkは機体と地面が接してる面が多いので、ランディングギアを兼ね備えているプロペラガードがおすすめですよ。

プロペラガードを装着した場合の注意点

安全な飛行には欠かせないプロペラガードですが、注意点もあります。

まずは「飛行時間が短くなる」ということです。プロペラガードを装着するため、多少重量は変わってきます。たとえば、15分飛行できるところが、11分くらいに縮まります。

あとは、プロペラガードをするので機体の幅が広くなっています。プロペラガードなしの感覚で操縦していると衝突することもあります。十分な距離の確保や飛行経路の選定も必要です。

良い点もありますが、注意点もあるのでゆとりをもった飛行計画とともに、予備のバッテリーも準備しておくと安心です。

安全を守るのは自分次第

最後に、機体を守るのも、人の安全を守るのも自分次第です。

プロペラガードを装着する手間は煩わしいものです。しかし、それを怠れば大きな損失を受ける場合もあります。それを天秤にかけたとき、どちらが有効なのかは一目瞭然だと思います。

飛行時間が短くなることや機体の幅が大きくなる点を注意して安全に飛行させましょう。

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この記事を書いた人

ドローンの魅力にハマりました。何も分からない状態から勉強中!

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