ドローンを飛ばす前に、気をつけておきたい服装やアイテムのお話。
普段通りのTシャツにパンツスタイルのラフな服装でも何ら問題はありません。けど、ドローンの飛行は屋外がほとんどであることを忘れてはいけません。
暑いときも、寒いときもあります。
何も対策をしないでドローンを飛ばすと、後々に後悔することなりますよ。
なので今回は、ドローンを飛ばすときに最適な服装やアイテムを紹介します。
そもそもドローンを飛ばすのだけなのに気をつけることがあるの?
そんな疑問が湧いてきますよね。
「ドローンを飛ばすだけなのに、どんな服装でもいいじゃないの」って思うかもしれません。
それが、春や秋の気候のいい時なら問題はありません。けど、日本には四季があるのでそれに応じた対策をしないといけません。
暑い寒いの対策は近年の異常気象からでも分かるように、確実に施さないと飛行に支障をきたします。
それに、たとえトイドローンでも、プロペラや機体と衝突するとかなり痛いです。(私の体験談です)
それが大きいドローンになれば「痛いだけ」では済まされません。
自分だけじゃなく、他人にもケガをさせてしまう可能性もあります。
身を守るためにも最適な服装でドローンを飛ばしましょう。
ドローンにも安全対策は必須
ドローンを飛ばす前に知ってもらいたいことがあります。
それはドローンが「予測不能な動きをするときがある」ということです。
この記事では詳しくは書きませんが、安全に飛ばすことは「操縦者」の責務です。
ドローンにも「プロペラガード」というアイテムをつけることで、衝突時にプロペラを守り、ケガのリスクも少なくしてくれます。
ただ、操作しにくい場面があるかもしれませんが、人の往来が多い場所では必須のアイテムです。
常に自分や他人の方に向かって来ても大丈夫なように安全対策は必要ですよ。
身につけたいアイテム
ドローンを飛ばすときって基本的には「屋外」ですよね。
気温、天候、環境に左右されるわけです。
- サングラス
- アームカバー
- 帽子(ヘルメット)
- 腕章(飛行許可の証明)
- 腕時計
- 手袋(グローブ)
これらのアイテムがあるだけでドローンの飛行は楽になりますよ。
サングラス
サングラスは強い日差しから目を守るのに有効なアイテムですよね。
これは多くの人が知っている事実だと思います。
ドローン操作は、基本的に上を見上げていないといけませんよね。
裸眼だと、太陽がどうしても眩しいときに、一瞬ドローンを見失うことがあります。
その一瞬が事故に繋がるかもしれないので、それを防ぐためにもサングラスは有効です。
また、ドローンのプロペラから目を守るためにも必須のアイテムです。
アームカバー
夏の紫外線や日差しを浴びた腕は、思っている以上に疲労が蓄積します。日焼けしたり、ほてって腕が上がらないことだってあります。
それに、冬の寒さから身を守るのにも有効なアイテムですよね。
もし、ドローンのプロペラが自分の腕に当たってケガをすることも防いでくれます。
ケガや事故を防ぐ意味でも欠かせないものです。
帽子(ヘルメット)
帽子もサングラスやアームカバー同様に、日差しや紫外線から身を守ってくれますよね。
冬場なら「ニット帽」など、暖かいものがあるだけで体感温度は違います。
もしドローンが落下しても大丈夫なようにヘルメットを着用することで頭を守ることもできますよ。
腕章(飛行許可)
たとえドローンの飛行許可を取っていても、それを示さずドローンを飛ばしていると周りの人は「危険」と感じる人もいるでしょう。
もし、警察沙汰になれば、時間を無駄にし、あなたの信用も失うことにもなりかねません。
それを防ぐためにも腕章を着用し「ちゃんと許可を取って飛行させてます」と、周りに知らせることも大切なのです。
腕時計
腕時計は「現在の時刻」だけじゃなく、飛行時間の計測にも活用できます。
バッテリーの満充電でどれくらいの時間飛べるのかを把握しておく必要があります。
適切なタイミングで、バッテリーを交換しないと「落下したり、ノーコン(制御不能)」の原因になります。
手袋(グローブ)
頭、腕同様に手を守ることも大切です。
たとえば夏だと、蚊などの虫や紫外線から身を守るアイテムとなります。
冬だと、寒さで手がかじかんでしまうのを防いでくれます。
ただ、手袋と言っても「手全体を覆う」ものではなく、指先が出ているものの方が操作しやすいですよ。
季節限定アイテム(夏/冬)
猛暑の夏や極寒の冬の飛行は特に注意が必要です。
服装やアイテム次第で命の危機に陥る場合があるのでしっかり対策したいですね。
- 空調服(夏)
- 保冷剤(夏)
- 経口補水液(夏)
- ヒーターベスト(冬)
- カイロ(冬)
空調服
空調服は夏の暑さ対策には必須のアイテムです。
炎天下で体温を下げないと熱中症になりますよね。操作に集中するあまりうっかり熱中症になったって話を耳にします。
ファンが両方についているので、自然風より爽快に体温を下げてくれます。濡れタオルなどと併用することで一気に涼しくなりますよ。
保冷剤
保冷剤は「身体を冷やす」目的の他に「機体やバッテリーの冷却」にも使えます。
夏の日差しを浴びた機体やバッテリーは高温になっていることがあります。
バッテリーは発火しやすいものもあるのでそれを防ぐ目的でも有効なアイテムです。
経口補水液
夏は喉が渇いてから水分補給をしても遅いと言われています。
もし、熱中症になってしまったときに活躍するのが経口補水液です。私も夏場、お世話になった経験があります。
十分な熱中症対策をしてても、1本常備しておくだけで気持ち的に違います。
また最近では青リンゴ味など飲みやすくなっていますよ。
ヒーターベスト
ヒーターベストは冬場、ドローンを飛ばすのに欠かせないアイテムです。
現場によっては寒さが厳しい場所もあるので、しっかりと寒さ対策はしたいところですよね。
ヒーターベストもいろんな種類が増えたました。しかし、高温にしているとすぐに充電が無くなるので予備を持参しておいた方が無難ですよ。
カイロ
カイロは子どもの頃から使っている方がほとんどなのでその効果は実感していると思います。
貼るカイロと貼らないカイロを併用することで寒さを緩和することができます。
最近のは12時間くらい効果が長続きするので、早朝からでも十分効果を発揮してくれますよ。
操縦者と機体の両方の対策が必要
最後に、ドローンを飛行する上で大切なのは「操縦者と機体」の安全対策です。
暑さで操縦者が倒れるかもしれません。機体のバッテリーが高熱を帯びることもあるかもしれません。
そんなときに、対策がすぐ打てるように準備しておくのも必要なことですよ。
ルールやマナーを守ることは当然ですが、安全確保や最適な服装で飛行させることも大切なことですよ。
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