ドローンの運転が上手くなりたい‼︎私も毎日そう思う一人です。
でも、ドローンを練習する場所って田舎以外少なくて困っていませんか?
街中では危険だし、公園や広場では人や物件(車や遊具や建物)当たる危険もあるし。
上達したい気持ちとは裏腹に、周りの環境は厳しいものがあります。
なので今回は初心者でもドローンの練習ができる場所を紹介します。
ドローンの練習に最適な場所って?
ドローンを安全に飛行させるには広い場所が必要となりますよね。
特に、屋外だと風の影響で多少流されることもあるので、広い場所で練習する方が安心感もありますよね。
そんな中でも、ドローンの練習で最適な場所はいくつかあります。
- 自宅の敷地(庭や田んぼ)で練習
- 河川敷で練習
- ドローン練習場
- 屋内施設で練習
- 山奥で練習
あとで説明しますが、自分の敷地でも飛行させることができないこともあるので注意が必要です。
また、河川敷や山林で飛行する場合も許可が必要なこともありますよ。
事前に自治体に問い合わせたり、所有者の許可をもらうことはマナーとして必須です。
自宅の敷地(庭や田んぼ)で練習
自分の所有する敷地が広ければ、ドローンを練習させることもできますよね。
敷地だから、第三者を気にすることなく飛ばせます。
また、庭や田んぼなどは、障害物が少なくて初心者でも安心して練習することができます。
でも気をつけたいのが、操作ミスで近所のお家に迷惑をかけることはないようにしてくださいね。
河川敷で練習
河川敷って、一面開けていますよね。障害物もあまりないし、飛行するには絶好の場所です。
サッカーや野球のグランドもあり、広々としています。
ただ、飛行するにあたって気をつけたいのが、歩行者や車などの第三者の存在です。
多くの人が利用する場所であれば「侵入禁止」などの対策を取らないといけない場合もあります。
ドローン練習場
今では「自動車教習所」でもドローンを教えている場所もあります。
そこでお金を払って技術を練習する手もあります。
お金はかかりますが、座学と技術が学べるので大きく成長できるはずです。
また、キャンプ場でも練習できる場所もあるので探してみるのもいいかもしれませんね。
屋内施設で練習
屋内施設で練習するメリットは「天候に左右されない」ことです。
機体が風で流されることがないので、操作ミスをしない限り衝突や落下はしません。
それに屋内だと、航空法の適用外になるので安心して飛行できますよ。
ただ、一人での利用だと割高になるので友達や仲間と貸し切る方がいいですよ。
山奥で練習
山で練習こそドローンが上手になる絶好の場所だと言えます。
まずは、人の存在を気にすることなく飛行できますよね。
でも、屋外なので風の影響をもろに受けます。木や竹という障害物もあります。
手動で「距離感や慎重さ」を身につけるにはうってつけです。
ただ、障害物がたくさんあるので、操作ミスで機体の破損や故障することもあるので注意が必要です。
ドローンを練習してはいけない場所もある
ドローンの機体重量が100gを超える場合には「航空法」が適用されます。100gを超えちゃうと、「無人の航空機」つまり、小さな飛行機の分類になります。
航空法で、ドローンを飛行させてはいけない場所もあります。
この記事では詳しくは説明しませんが、ざっくりと4つ紹介します。
- 地表から高度150m以上空域
- 空港周辺の場所
- 人口集中地区
- 首相官邸や国の重要施設
上の3つは申請や特別な許可があれば飛行も可能です。しかし、最後の項目は絶対に飛行させてはいけません。
「刑法」が適用されて罰則もあるし、国際問題にもなるので注意が必要です。
地表から高度150m以上の空域
地表から高度150m以上は、基本的に旅客機(飛行機)やヘリコプターなどが飛行する空域です。逆をいえば、地表から高度150m以内は、無人航空機の独壇場ということです。
万が一、150m以上を超えて、ドローンが旅客機の飛行を妨害をしてしまうと「刑法や損害賠償」は避けられません。
もし、150m以上の空域で飛行したいのなら事前に「空港事務所や特別な許可」などを申請しないといけませんよ。
「空の安全」を守ることは、地上の「交通安全」と同じくらい大切なことです。
空港周辺の場所
空港周辺は、ある程度の高さや距離での飛行は許されています。
空撮が好きな方なら、ダイナミックに飛行機の映像を撮りたいと思う方もいるはず。
しかし、空港は飛行機が離着陸する場所です。間違って滑走路に侵入してしまうと、飛行機の離着陸ができない事態となり多くの方に迷惑がかかります。
それに安全面を考えると、飛行させないことが無難です。
人口集中地区
国勢調査で人が多い場所では「ドローンを飛ばしてはいけません」と決められています。
なぜなら、人の上に落下してケガをさせる恐れがあるからです。
たとえば、東京23区などはこの「人口集中地区」に指定されています。人が多い都市部などを飛行させようとする場合はあらかじめチェックが必要ですよ。
しっかりと対策をして、許可申請をすれば可能になる事例もあります。
また、自宅の敷地でも「人口集中区」に指定されていれば飛行させることはできませんよ。
首相官邸や国の重要施設
2015年に、首相官邸の屋根にドローンが落下しているのを職員が発見し、法整備がされました。
国の重要施設といえば、「原子力発電所や外国の大使館」などです。それに皇居周辺なども禁止の空域があります。
プライバシーや安全を守るうえでは大切なことです。
万が一、飛行させてしまうと「国際問題や反社会行動」として刑事罰が下ることもあるので絶対に禁止です。
モラルを守ることは「操縦者」としての義務ですよ。
マナーを守って上達しよう
ドローンの練習場所は限られています。
「小さな飛行機」と思えば安全を確保する意味でも仕方ない部分はありますよね。
限られているからこそ、マナーや節度を守って練習するのが一番です。
自分にとって最適の練習場所があるはずなので見つけだすことも上達の近道だと思います。
何かと禁止や制約が多いドローンですが、楽しく飛行させましょう。
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